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【体験談】育休中にリスキリングできる?わたしは無理でした!

ゆるみたん

わたしは第1子出産後に、約1年の育休を取得しました。(現在は復帰済)

まだ妊娠中で、育休に入る前、わたしは壮大な(?)リスキリング計画を立てていました。

だって社会人になってから1年も休んだことなんてなかったし、これは新しいスキルを取得するチャンスなのでは?と完全に浮かれていました。

リスキリングとは:新たに必要となる業務に順応できるように、従業員がスキルや知識を学び直しすること

しかし結論からいうと、わたしのリスキリング計画は失敗に終わりました。

自分が育児を経験したことで、育休中のリスキリングは無理(難しい)ということを身をもって実感することができました。一体なぜ無理だったのか、わたしの育休中の1年間を振り返りたいと思います。

目次

育休中のリスキリングな無理だった理由

ゆるみたん

育休中リスキリングが炎上してしまったのも仕方ない。子育ては想像以上に大変な毎日の連続でした。

① 産後のハードスケジュールに身体がついていかない

育児が大変な人

産後はよく言われているように、3時間おきの授乳対応があります。母乳やミルクをあげている時間、おむつを換えたり片付けをしている時間を含めると、大人が休憩できる時間は毎回1時間ちょっと。

親は、このわずかな時間でいかに身体を休ませるかが重要!

こんなサイクルを毎日毎日続けていると、他の家事をする隙も一切ないんですよね。わたしは自分の身なりを整える余裕もないし、髪はボサボサで顔も洗う暇もないなんてことも。

さらに産後1ヶ月くらいは、骨盤もガタガタで歩くのも座るのもなんだかぎこちない感じ。家事はおろか、これではリスキリングのリの字もありません。

② リスキリングを試みるが、見事に体調を崩す

産後2ヶ月くらい経って、ほんの少しだけ生活にも慣れてきて、そろそろ勉強を始めてみようかなと思い立ちました。

昼間、赤ちゃんが寝ている間の1時間くらいを勉強にあてるのが目標。1時間くらいなら無理なくできるかな?と思いきや、勉強を始めて2日後くらいに、わたしは高熱を出しました。

よく考えてみれば、出産してからろくに睡眠も取れていない中で、勉強なんて慣れないことするんだから体調を崩すのは当たり前ですよね。しかも、慢性的な睡眠不足からか、一度体調を崩すとすごく治りが悪い。

出産前とは違い、お母さんが体調を崩してしまうと家は回らなくなります。わたしは勉強をやめて、空いた時間はなるべく休息するようにしました。

③ 赤ちゃんが全然寝ない

赤ちゃんは日中、15時間くらい寝るなんて言われていますが、うちの娘はなぜか起きていることが多かったです。

なぜでしょうか。夜泣きもあるけど、日中も泣くし、あれれ?全然寝ないんだけど!

これは赤ちゃんによっても差があるみたいですけど、寝ない子の場合は昼夜関係なく大変なので、勉強をしている暇なんてなくなってしまいます。

よく寝る子の場合は、日中の時間で少しは家事や勉強ができるかもしれませんが、こればっかりは産んでみないとわかりません。

④ 寝返りが始まり、心配で寝れなくなる

さらに数ヶ月経つと、赤ちゃんの寝返りが始まります。

正しくは、寝返りしようとするという感じですね。ちゃんと寝返りができるようになればいいのですが、うつ伏せのまま窒息してしまったら大変!

寝返りが始まってからはどうしても心配になってしまい、わたしは過去一眠れない日々に突入しました。

ゆるみたん

眠くなってきても、ちょっと赤ちゃんが動いただけで起きてしまうのが母親なんだよね

寝返り→うつ伏せ になるのが心配すぎて、我が家ではベビーセンスに頼っていました。

⑤ 離乳食が始まってさらにハードに

生後6ヶ月くらい経つと、離乳食が始まります。そうすると、少し安定気味になってきた日中のスケジュールが一気に崩れてしまうんですよね。

離乳食をつくる→ 食べさせる → 食べてくれない(泣) → 片付ける → つくる の無限ループで、絶え間ない疲労に襲われます。

⑥ 慢性的な睡眠不足で体調&メンタルが不安定に

産後は慢性的な睡眠不足によって疲れが取れず、わたしはよく発熱していました。

しかも、産前は1日寝れば治った体調不良が、産後は治りがめちゃくちゃ悪い。なぜなら、体調不良になったところでしっかりと寝ることができないから。

体調不良になったところで、赤ちゃんの世話も家事も誰も代わってくれません。旦那は日中仕事に行くし、一人ぼっちでメンタルも悪化していました。

⑦ 新しいことを学びたいという気持ちがなくなる

上記のような子育て漬けの毎日の中、わたしは産前に抱いていた「新しいことを学んで、復帰後に違う面を見せられるようになりたい」なんて気持ちは、これっぽっちもなくなりました!

大事なことなのでもう一度言います。これっぽっちもなくなりました!

そしてわたしは気付きました。今後、産前と同じようなモチベーションで働くのは、無理だ」ということに。

もちろん仕事が大好きな人もいるでしょうし、個人差もあると思います。

わたしの場合は育児でいっぱいいっぱいの中、産前のような元気もなければ時間もない中で、仕事に対するモチベーションは失ってしまいました。

ゆるみたん

産前と同じように働けてる人は本当すごい。

⑧ そして、復帰の時期が来る

そしてあっという間に1年なんて過ぎてしまい、復帰の時期がやってきます。

結局リスキリングどころか、仕事に対するモチベーションまで失ってしまったわたし。でも復帰するしかない

でも、こんな自分の現状を卑下せずに、しっかり受け止めようと思いました。だって、それくらい心も身体も疲弊するほど頑張ったのだから。わたしは1年間なんとか育児を頑張ったんだ。偉いぞ。

無理に上を目指そうとはせずに、とりあえずは現状維持でぬるりと生きていこうと決めました。

まとめ:産後のリスキリングはきついよ、岸田さん

残念ながら、わたしには産後のリスキリングは無理でした。

でも、実際に出産して子育てする前は、育休中のリスキリングがこんなにも大変なことなんて思いもしなかったんですよね。お恥ずかしい限りです。

その理由は、わたし自身、子育ての大変さを分かっていなかったから ということに尽きます。

正直、妊婦だったわたしでさえ分からないんだから、岸田総理とかおじさん世代には到底わからないものだと思います。笑

実際に自分がやってみないと、本当の意味での子育てを知ることはできません。

だからこそ、子育て世代のパパママが声をあげて発信する必要があるのかなと思います。たとえ小さな声だとしても!

ゆるみたん

リスキリングも難しいし、小さな子どもを抱えて働くのも難しいよ岸田さん。給付金が充実してれば働かなくてすむのに。

以上、わたしの体験談でした。少しでも参考になりましたら幸いです。

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