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【体験談】HSPは子育て向いてない?大変なことやその対策は?

ゆるみたん

HSP気質のわたしが子どもを産んでから、1年半が経ちました!

実際に子育てをしてみると「子育てがこんなに大変だと思わなかった。義務教育で教えてくれればいいのに…!」と思うことの連続でした。

さらにわたしはHSP気質で、産前もさまざまな生きづらさと戦ってきました。

HSPとは?

HSPとは:Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)

生まれつき非常に繊細な人。非常に感受性が強く、敏感な気質をもった人

例えば、わたしには以下のようなHSPの特性が当てはまります。(下記はHSPの特性の一部です)

  • 刺激を受けやすく非常に疲れやすい
  • いちいち物事を深く考える
  • 生活に変化があると混乱する
  • 共感力が高すぎる
  • 一人の時間がないと無理
  • ロングスリーパー

HSPのわたしが子育てをするのは、想像以上に大変でした。

大変だけどみんなやっていることだから大丈夫、と思っていたけれど、きついものはきつい。HSPのわたしは子育て向いてないのでは?と感じることもしばしば。

ですが、子育てで感じられる喜びは他の経験で味わうことは決してできないとも思っています。

今回は、現在わたしと同じように悩んでいる方やHSPだから子どもを持つか迷っていると考える方に向けて、”新米HSPママのわたしが、この1年半で大変だったこととその対策“をまとめてみました。

目次

HSPの新米ママが子育てで大変だったこと

育児が大変なお母さん
ゆるみたん

産後しばらくは、体力的にも精神的にも大変なことがたくさんあったなぁ

圧倒的な睡眠不足

ロングスリーパー(平均睡眠時間9時間)のわたしにとって致命傷だったのが、睡眠不足

3時間置きの授乳・夜泣き・諸々の生活の変化に追われて、睡眠は必ずといっていいほど細切れになります。(または全く寝れないなんてことも)

産後は、産後ハイとよばれる現象で「疲れているのに眠れない」なんてこともあります。これは出産によってアドレナリンが多く分泌されて一種の興奮状態に陥っているのだそう。

こうした生活リズムの乱れで、体力的にも精神的にも辛くなってしまったこともありました。

1人の時間がなくなる

産後、基本的には24時間、赤ちゃんと共に過ごすことになりますよね。日中は赤ちゃんと2人きりということも。

わたしは1人の時間がないとダメなタイプなので、これも結構きつかったです。

赤ちゃんは可愛いですが、生まれたての赤ちゃんは何が起きるかわからないので常に気を張っていなければなりません

小さな命を守らなければいけない」というプレッシャーから、疲れが少しずつ溜まっていきました。

今まで築いてきた自分の生活ペースが乱れる

HSPのわたしは、過度の疲労感を避けるため、なるべく自分のペースを崩さないよう生活してきました。(睡眠時間の確保や1人時間の確保など)

30歳すぎてやっと自分のペースで生きられるようになったかなというところで、出産。

今まで築いてきた自分のペースやルーティンなどの生活リズムは、ほとんど崩れてしまいました!

不安が多いのでメンタルが安定しない

特に、初めての子育てだと不安なことだらけです!

ミルクを吐き戻したらどこか調子悪いのか不安になるし、夜泣きが終わらないとうちの子はおかしいのでは?と不安になるし、教科書通りにいかないとすごく不安になります。

SNSを見ると子育て情報が多く、どこの誰かもわからない子と自分の子を比較して不安になってしまうことも。情報が多いのはありがたいのですが…。

また、SNSにはお子さんの病気や障害に関わる投稿なども多いので、過度に不安になってしまうこともありました。

HSPは本当に子育てに向いていない?HSPだからこそできる子育て

ゆるみたん

HSPの特性が、子育てで活かされる場合もあると思うよ!

リスクを察知して行動できる

HSPは心配性なことが多く、危険を事前に察知して行動することができるという特性があります。

赤ちゃんは、常に危険と隣合せです。例えば、

  • うつ伏せで窒息する危険
  • 誤飲してしまう危険
  • 高いところから転落する危険
  • 物を倒す危険

他にも挙げるときりがないくらい、危険なことはたくさんあります。

わたしはなるべく子どもの成長を見越して、早めに危険の対策を取るようにしていました。

ゆるみたん

赤ちゃんが就寝時に呼吸してるか不安だったからベビーセンスは必需品だったよ。

豊かな感受性で子育てに幸せを感じられる

HSPは感受性が豊かです。小さなことでも感動できるという特性があります。

赤ちゃんと過ごす日々は、感動の連続です

赤ちゃんは毎日違う顔を見せてくれますし、昨日まで出来なかったことを突然やるようになります。母親は、誰よりも近くで長い時間、その成長を見ることができるので、一瞬一瞬に幸せを感じられます。

他の人なら見落としてしまうような小さな幸せを嚙みしめられるHSPなら、子育てで得られる幸せも人一倍大きなものになると思います!

HSPなわたしが子育てで疲れないための対策

ゆるみたん

自分の身体と心を守るための対策はたくさん講じているよ!

赤ちゃんが寝た瞬間に自分も寝る

赤ちゃんが寝たときに、必ず自分も一緒に横になって寝るようにしました。

HSPだけじゃなく、全ママに伝えたい。赤ちゃんが寝たからといって家事はやらなくていい!

休めるときに休まないと疲れがとれません。

1人の時間や自由時間を少しでもつくる

数時間でも数十分でもいいから、1人になる時間があると身体も心もすごく回復します。

普段、赤ちゃんの泣き声や様子に気を張っているので、たとえ眠れても全く疲れがとれてないんですよね。

夫が家にいるときは育児を積極的にお願いして、少しでも1人時間を取るようにしています。

1人で育児しようと思わないこと

何でも自分でやろうとせず、周りに頼れるときはできる限り頼るようにしています。

わたしは、自分のキャパが狭いことについては自覚しているので、キャパが溢れないうちに調整するという意味でも人に頼ることは大事です。

特に、一緒に暮らす夫とは育児の話題は常に共有するようにして、わたし1人だけじゃなく夫婦2人で子育てするような意識を持っています。

基本的に、男性はこちらから伝えないと、母親と同じように育児をするのは難しいと思います。(一緒にいる時間の濃さや子育てに対する意識が違う)

ですが、わたしが頼りまくっているので、夫も授乳(母乳)以外だったら何でもできるようになりました。笑

家事はできるだけ時短・手を抜く

育児以外のことで、やりたくない家事はなるべく手を抜くようにしています。

例えば、わたしは料理が面倒くさいと思うタイプなのでちょっとしたルールは決めています。

  • メイン1品と味噌汁があればOK
  • 2~3日に1回作り置きする
  • 夫が休みの日はなるべく料理をお願いする
  • こどもの離乳食も冷凍保存
ゆるみたん

アイリスオーヤマの電気圧力鍋でいつも時短調理してる。自動メニューが90種類以上あるから便利すぎる。

料理は面倒なのですが、部屋が汚れているとイライラするタイプなので、クイックルワイパーだけは毎日やるようにしています。

家事は産前の半分でもできたらOKだと考えて、気負わないようにしています。

SNSやテレビは見過ぎない

SNSは子育て情報が得られて便利なのですが、あまり見過ぎないことも心がけています。

誰かと比較してしまったり見たくもない情報まで入ってきてしまうので、SNS利用は最小限に留め、情報を参考にする程度で過信しすぎないようにしています。

テレビも、報道やワイドショー的なものは一切見るのをやめました。これもSNSと同じく、見たくない情報まで入ってきて頭が疲れるのを防ぐためです。

自分の心が過度に疲れないように、情報を遮断することも必要だと思います。

個人的にはSNSを見るより読書すること、テレビを見るよりラジオを聞くこと をおすすめします!

Kindle Unlimitedで読めるこちらの本はおすすめですよ。

まとめ:子育ては想像以上に大変。だけど子どもがいる幸せも想像以上

赤ちゃんを抱くお母さん

子育ては大変なことが多いのは確かです。でもHSPだからといって、子どもを諦める必要は全くないと思います!

しかし、周りの協力や自分の仕事の調整、子育て以外のことにかける時間を減らしていくなど、環境を整えることは必要です。多少の工夫をすることで、自分の心を守ることができます。

わたしの子育てもまだ始まったばかりなので、これからも適度に自分を労りながら無理せず、子どもの成長を楽しみたいと思います。

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